バンケットコンパニオンの役割は?本当に必要なのか解説。

会議・展示会, 竣工, 記念行事

昨今では、「華美にならないように」と考える企業様も増えております。

景気や時代の流れでもありますが、派手な祝宴ムードよりも、“控えめに・控えめに…”のイメージと書くとわかりやすいでしょうか?
そういった流れから祝賀会の時に「コンパニオン」を入れない企業様もございます。

それぞれにメリット・デメリットがありますので解説いたします。

 

そもそもバンケットコンパニオンとは?

誤解を恐れずに書きますと、
単に「コンパニオン」という表現は風俗営業サービス業者にも使われております。

そのためホテルの宴会施設や私どものようにケータリングサービスを主としてる業界のイメージと相違することもありました。

また、「ホテルの宴会」と一言で申しましても都心部と地方、特に温泉地などとはニュアンスが違ってくる場合もあります。

お年を召されたかたであれば今までに様々な宴会経験があると思いますが、
例えば都心部なら、
賀詞交歓会や、〇〇記念パーティーなど、立食で行われる宴会が想像できるかと思います。

一方で、地方の温泉地なら、
1泊で行く会社の行事(忘年会とかゴルフコンペの類)ですが、浴衣を身にまとい座卓で盛り上がる姿が想像できるかと思います。

どちらの場合も「コンパニオン」は接客を含むサービスをするわけですが・・・・接遇マナーは異なります。

また別の言い方で「イベントコンパニオン」もあります。
こちらは例えば、
モーターショウの時に華やかなコスチュームで笑顔で手を振ってくれるコンパニオンをさします。

展示会やセミナーの時に新商品のスピーチをしてくれるのも「イベントコンパニオン」になります。

こういったことから、
落成祝賀会や周年行事などで必要な場合は「バンケット コンパニオン」と呼ぶのが、私ども宴会サービスの業界としては一般的です。

 

バンケットコンパニオンの具体的な仕事例。

衣装や髪型も同じスタイルで整え、接客スキルも一定の基準を満たした女性たちは会場を華やかに彩ります。

祝宴が始まると、お飲物のサービスや、お料理の取り分けをし、宴が和やかなムードで進行するように気を配ります。
また主催者や来賓の方々の名刺交換時のサポートに付く場合もあります。

 

コンパニオンの最近の呼び方

「レセプタント」と呼ばれることもあります。

日本バンケット事業協同組合様の商標登録ですので、私ども宴会サービスの会社であっても営利目的で使用することはできません。

2002年10月に商標出願。
2003年7月に正式に商標登録。
以下は参考までに「日本バンケット事業協同組合」様からの引用になります。

【レセプタントとは】
コンパニオンのイメージの刷新と差別化のために代わる名称を公募。
応募は約6,000通。
健全で品位のあるおもてなしに相応しい名称として選定したのが、
「レセプション」=接待や歓迎・応接
「アテンダント」=付添人・案内係

上記の組み合わせにによる造語として【レセプタント】となりました。

 

コンパニオンの代わりに、社員がやってはいけない事。

バンケットコンパニオンを宴会に入れる場合1人や2人とはいきませんから、5人・10人となると、それなりに費用もかかります。
そこで幹事様が考えるのは・・・・「社員に料理を取らせる・運ばせるからコンパニオンは要らないよ」というお考え。

でも、
「お料理の取り分け」を社員様にやらせてはいけません!
少し強い書き方で恐縮ですが、過去の経験からお話させていただきます。

最近では、会社から女性陣に指示するとセクハラやパワハラになる場合もあるみたいです。

もし仮に、
女性社員みずから(自主的)にお手伝いを名乗り出たとしても、お料理の取り分けをしないほうが良い理由は3つあります。

1.取り過ぎる傾向にあります。
2.来賓の好みに耳を傾けず一方的に渡す傾向にあります。
3.結果として、料理の見た目がよろしくありませんので周りが不快な思いをすることもあります。

当人たちは、もちろん「善かれ」と思って一生懸命お手伝いしてくださるわけです。
しかしながら(特に若い女性などは)立食パーティーに参加した経験・慣れが無いと、ついついアレもコレもお皿に盛ってしまいます。

逆に受け取った来賓のほうは、歳を重ねるごとにパーティー慣れしてます。
ご年配であればあるほど、食も細く、たくさん召し上がることができません、むしろ周囲のかたと会話を楽しんでおられます。

お料理を取るかたと、受け取った側で温度差が生じてしまいます。

バンケットコンパニオンはプロですから、これを見極めるスキルがあります。
乾杯後の経過時間と進行状況・お料理の状況も全て把握したうえで笑顔でサービスいたしております。

私たち営業マンが見ましても“さすがプロだな!”と感じております。

協力してくださる社員様がおられましたら、幹事様にはこの記事を思い出していただければ幸いです。

丁重にお断りして、バンケットコンパニオンを依頼されますことをオススメいたします。
皆が笑顔になれますように! そのように日々感じております。

 

※よろしければ、↓↓こちらの記事もご参考に!

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