ケータリングとは?デリバリーとの違いや内容・価格帯、業者選定のコツについても解説

季節のイベント, 料理・飲物, 竣工, 記念行事, 謝恩会

ケータリングとは、ひとことで申し上げますと、
幹事様の指定する場所へ出向いて、食事を提供するサービスのことです。

よく勘違いされるのは、「仕出し」や「デリバリー」と思われがちですが、全く異なります。

この記事で得られるものは、
パーティー料理を「注文する際のポイント」が理解できる事です、今までに謝恩会やイベント幹事の経験が無かったとしても大丈夫、ご安心ください。

3分位で読めますので、是非ご参考にしてみてください。

 

 

ケータリングサービスの全体像

調理人・コックが現地まで出向き、温める・盛り付けするなどの調理工程が伴います。
全ての工程を現地で調理するわけにはいきませんので、自社の調理場で事前準備をしてお持ちいたします。
当日は衛生面を考慮のうえ「保冷トラック」で指定の場所まで伺います。

もちろん季節に関係なく、真夏でも大丈夫です。
お届けする場所も、首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)どこでも大丈夫です。

パーティーが始まると、サービススタッフ(ウェイター・ウェイトレス)が給仕を行いますからドリンクはいつでも飲むことができますし、汚れたお皿などもバックヤードに片付けられるわけです。

心地よい空間で美味しいお料理と共に宴を楽しんでいただけます。
パーティー終了後は、片付けを行いましてゴミの持ち帰りもいたします。

幹事様にしていただきたい事は、たったひとつ。
約束のお時間までにパーティー会場(たいていはオフィス内や貸会議室だったりしますが)の開錠をお願いする事、これだけです。

水道はお借りしますが、加熱調理・保温のためのガス機器は、私たちケータリング会社が持参いたします。
オフィス(パーティー会場)に調理器具がなくても大丈夫です。冷蔵庫が無くても大丈夫です。

準備から後片付けまで、私たちスタッフが事前の打合せ通りに進めますので、担当なさる幹事様も安心してパーティーに参加なさってください。

一方で、仕出しやデリバリーの場合、食事を持参し提供する意味では同じですが、調理人は伺いません。
あらかじめ自社のキッチンで食器や容器に盛り付け、指定の場所へ“届ける”スタイルです。
基本的にサービススタッフも出向きませんので、給仕も後片付けも行いません。
(※貸し出した食器や容器を、後日回収する場合がございます)

 

 

ケータリングサービス(料理)を注文するコツ

パーティーは「開催の主旨・目的」によって、考え方やお料理の内容が変わってきます。

車に例えるならば、経済的な「軽自動車」が必要なのか、大家族で乗る「ミニバンタイプ」なのかです。
砂利を運ぼうとしてる人には誰も普通乗用車を勧めませんよね、トラックかダンプが必要になるわけです!

幹事様が計画しておられますパーティーは、何でしょうか?

例えば、
・セミナー後の懇親会(硬くならずに交流を深めるイメージでしょうか?)
・社内の納涼祭(家族も招待して子供から大人まで、でしょうか?)
・会社の移転、開業のレセプション(お得様を招待してかしこまったイメージ?)
・創業記念、周年行事(式典+祝宴のイメージでしょうか?)
・キックオフパーティー(全国の支店長を集めて士気を高めるイメージ?)
・貸しホールで社内クリスマスパーティー(200名位のイメージでしょうか?
・オフィスで忘年会、新年会(30名位のイメージでしょうか?)

この例に無くてもご安心ください。

考え方はいたってシンプルです、単純明快です。

お料理の「質を重視」するか、「量を重視」するかです。

お寿司屋さんで例えてみましょう
●大トロのような高級ネタを注文して、量はそれほど食べなくても満足感を得られる。
●巻物を、とにかくお腹一杯食べて満足を得られる。

年齢層によって、あるいは価値観によって、満足を得る方法は様々です。

 

考え方はシンプルです。

まずはじめに「どのような主旨の懇親会なのか」を明確にしましょう。

※よろしければ、↓↓こちらの記事もご参考に!

 

 

ケータリングサービスの内容・価格帯について

上述しましたとおり「お寿司」を例にすれば価格帯も分かり易いのではないでしょうか。
以下の4つに分類されます。

1)単価の高いお料理×少し召し上がる
2)単価の高いお料理×たくさん召し上がる

3)単価を抑えたお料理×少し召し上がる
4)単価を抑えたお料理×たくさん召し上がる

いずれの場合でも限られた予算があるわけですから、予算の中で最大限の満足を得るよう考えます。
そして、ここまでは「お料理」のことを羅列してまいりましたが、懇親会・パーティーには お料理以外にも必要なものがあります。

必ず必要になってくるものが「お飲物」です。

ケータリング業者に一括して頼む場合、たいていは「飲み放題」のプランが用意されております。
お酒やソフトドリンクの種類によって金額が変わってきますが、相場としてはお一人様1,500円~3,500円と言った感じです。

これをご自分たちで準備する方法もございます。
その場合は、近所の酒屋さんなどに頼むわけですが、意外と大変です。

なぜならば、大量の飲み物は、あらかじめ冷えてる必要があります。
そしてパーティー中はロックアイスが飛ぶように消費されます。

幹事様ならば「ケータリング会社」から、ドリンクについて様々なアドバイスを聞くことができます。
しかしながら、注文先の「近所の酒屋さん」がパーティーや宴会の経験があるとは限りません。

すると、いつの間にか酒屋さんの勝手な判断にすり替わってしまう場合がございます。
好意でおっしゃってるのは分かるのですが、以下のようなことが実際に起こります。

例えば「冷えたものが喜ばれるでしょうから、パーティーが始まったら何度かにわけてお持ちしますよ、そのほうが皆さん喜ばれるでしょう、ウチも近いですから大丈夫ですよ」

コレ、実は全然大丈夫ではありません。

「乾杯」の瞬間から大量のアルコールが消費されます。
「ビールが足りないよ!」と思ってから、慌てて酒屋さんに連絡しても、どうにもなりません。
そのようなときに限って酒屋さんのご主人も、別の配達先に外出してたら尚のこと大変です。

他にも必要なものは、テーブルです。

社内パーティー・身内のパーティーでは、会議用のテーブルを使うこともございます。
お客様をご招待する懇親会の場合には、ケータリング会社に頼んでしまったほうが得策です。

テーブルの高さや幅が、お料理の器・銀の大きなお皿を配置することを前提に作られているからです。
カタチも四角のほかに丸いテーブルもあります。

食事を楽しむと同時に会話を楽しむ場でもありますので、テーブルの形やクロスの色、会場内の導線に配慮したレイアウトは重要なポイントになってくる場合がございます。

幹事様は「それは、全く気が付かなかった」と申されます事が、よくありますが、ご安心ください。
ケータリング会社にお話しいただければ様々な提案を受けることができます!

 

 

ケータリングサービス業者選定のコツ

ここまでお読みになった幹事様なら、パーティー料理を注文する先が「仕出し・デリバリー」の類か、「ケータリングサービス」、あるいは「貸会場のホールやホテルの宴会場」などに分類されると感じていただけたのではないでしょうか?

では、なにが違うのか?どの業者を選んで話を聞けばよいのか?
お応えします!!

話の便宜上「ハンバーグ」でご説明させていただきます。
パーティーと言うと解説が大きく膨らんでしまいますので、今回は「ハンバーグパーティー」と、想像してみてください。

●参加者50人の「ハンバーグパーティー」の幹事になったと、そのように思ってください。

A.「仕出し・デリバリー」に頼む場合。

安価に頼めると予想できます。
お一人様500円、800円など想定できるのではないでしょうか?
プラスチックパックのような容器に、いかにもレトルト風・機械で作った感じのハンバーグが勢ぞろい。
ハンバーグの“出前”を頼んだのですから、ハンバーグしか届きません。
時間と共に冷めていくのは自然の法則で仕方ありません。

 

B.「ケータリングサービス」に頼む場合。

ご予算・考え方次第です。
レトルト風から、手間のかかる手作りまで、材料費に見合ったハンバーグを提供することができます。
豚なのか牛なのか、合挽なのかで、風味も違ってきます、もちろん金額も違ってきます。
パーティー会場でコックさんが調理するわけですから、パーティーのスタート時間に合わせて、一番アツアツの美味しい状態で提供されるわけです。

※よろしければ、↓↓こちらの記事もご参考に!

 

 

C.「ホテルの宴会場」に頼む場合。

ホテルの格式にもよりますが、ファミレスのような500円のハンバーグが出てくることはありません。
そもそも格式・経験から「500円で提供できるハンバーグを作ってください」と頼んでも、不可能です。
そのかわり、彼らが得意としているのはナイフを入れた瞬間にジュワーっと脂が滴る自然な甘さのハンバーグ」かもしれません。手作りですから形は微妙に不揃いかもしれません。
お一人様2,000円とか3,000円の価格帯であっても「納得の味」かもしれません。

 

業者選定の時に、最も多い過ちが「同業種」のみに声をかけてしまうパターンです。
例えば「B.ケータリングサービス」の中から数社選んで話を聞くわけです。
これでは名幹事とは言えません。

なぜならば、違いを比較検討することができないからです。
「A.仕出し・デリバリー」と「B.ケータリングサービス」で比較検討、あるいは「C.ホテルの宴会場」と比較検討するからこそ、それぞれの営業マン・サービスマン視点で、お客様の会場にあった意見を聞くことができるわけです。

 

 

まとめ。

いかがでしたでしょうか?
ケータリングサービスについて、基本的な考え方は備わったのではないでしょうか?

幹事の達人になる3つの条件をまとめます
1)一番最初に決めることは「パーティーの主旨」を把握すること。
2)参加者の男女比や年齢層を見極めて、お料理の「質」か、「量」か、優先順位を把握すること。
3)業者に声をかけるときは、異業態(A仕出し、デリバリー ・ Bケータリングサービス ・ Cホテルの宴会場)から、それぞれ選択し、比較検討すること。

是非、懇親会・謝恩会・セレモニー・パーティー etc…. を大成功させてください!

もし少しでも不安に感じる事がございましたら、
私たちに、いつでもご相談ください。

 

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