新社屋完成記念(新築・竣工・落成)お祝いのお花選びのポイントとご贈答マナー。送るタイミングや金額についても解説。

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新社屋完成記念の式典やお披露目に招かれた際にお花を贈る場合があります。
「どんな花が喜ばれるか?」「金額はいくら位か?」などの疑問がありませんか?

私どもは、式典やパーティーをお手伝いする「ケータリング会社」です。
経験にもとづいて客観的にとらえた、ルールやマナーのポイントについて お伝えいたします。

 

 

社屋落成に贈って喜ばれる品物とは。

落成式や祈念式に招待され、直接出向く場合は「ご祝儀(現金)」を包むのが一般的ですが、
品物を贈る場合はお花の他にも、
絵画や調度品、壁掛け時計などが喜ばれます。

式の目的は、
・繁盛の証である本社ビルや工場の竣工落成・新築(増築・改築)を祝い・御披露目すること。
・今後もこれを機に(お取引先様と共に)益々発展すること。

以上のことから
“縁起よく”“格が高い”品を選ぶようにしましょう。

 

 

社屋落成に贈るタイミング。

品物の場合は、
お披露目の前日までを目安に贈ります。

当日は先様もあわただしくされていることがあるため、
できるだけ当日を避けたほうがよいでしょう。

ただし工事の予定が遅れたり、
引越しのスケジュールが直前で変更になるケースも少なくありません。

そのようなときには、あまり慌てて贈るよりも、
先様が引越しを終え余裕ができた頃を見計らって贈るほうが
かえって先様に負担をかけることなく喜ばれます。

その場合でも、
1ヶ月以内を目安に贈りましょう。

 

 

社屋落成に贈る【花の相場】

お花の相場は、1万~10万円が目安となっています。
中でも、3万~5万円が一般的に利用される価格帯となります。

例えば、
“本社移転”のように大きな自社ビルを建てた場合や、
重要な取引先の落成式典などの場合は、3万~10万円前後と より金額も高くなる傾向があります。

また、先様とのお付き合いの深さによっても予算に違いがあります。
落成の式典に招待されているかどうかによっても相場が異なってくるので注意しましょう。

具体例として、
落成の式典に招待されている場合は15,000円以上が相場とされています。
落成の式典に招待されていない場合や、落成の式典が行われない場合は5,000円~20,000円くらいが相場とされています。

社屋や工場を建てるという事は(もちろん業態にもよりますが)社歴の中で何回もある事ではございません。

一般的に落成式・竣工式の類は、映像記録も残しますし「大イベント」の位置づけとして予算も高めになっている傾向があります。

この点は、定期的に行われる賀詞交歓会やキックオフミーティング、株主懇親会などの祝賀会とは別のイベント性があると、送る側(あなた)のおもいきった判断が必要かもしれません。

 

 

社屋落成に贈る【花の札】とは。

お祝いのお花を贈る場合には「立札」を、お付けするのが一般的です。
立札とは、贈る側(あなた)の名前を明記した札の事です。

先様がひと目で送り主を把握することができます。
また、来客に対しても交友関係の広さをアピールすることができます。

そのため、贈り主名(あなたの名前)は必ず立札に記載することがマナーとなっています。

 

よく勘違いされる方がいらっしゃるのですが、
落成式や竣工パーティーの場合は、「〇〇株式会社さんへ」のような先様の名前は記入しなくても問題ありません。

※これは、繁華街にオープンする飲食店や呑み屋さんのお花に「祝開店 〇〇さんへ」と書かれているイメージが脳裏に焼き付いてるせいかもしれません。

 

では落成の場合「祝開店」の代わりに何を明記すれば良いのか?そんな疑問にはコチラです。

立札には贈り主(あなた)名の他に、お祝い用途に合わせた「頭書き」を記載します。
「頭書き」とは、お祝いの用途に応じた『お祝いの文言』のことです。
「頭書き」を見れば何のお祝い事なのかが分かります。

 

落成祝いであれば、
「祝新社屋落成」
「新社屋落成御祝」などがあります。

単に「祝」とする場合もあります。

 

 

社屋落成に贈る【おすすめの花】と理由。

落成祝いでお花を贈る際は、胡蝶蘭がおすすめです。

胡蝶蘭は本社ビルなど新社屋や工場の落成式にふさわしい縁起物とされています。
その理由のひとつは花言葉でしょう。
縁起のいい花言葉をもつお花を選ぶと、お祝いの気持ちがより伝わります。

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」。
この花言葉は胡蝶蘭の花の形がチョウに似ており、ひらひら舞っているようにみえることから生まれたそうです。チョウがひらひらと舞いながら幸せを運んでくるという胡蝶蘭は、新たに会社を建て、大きな門出を祝う落成祝いにピッタリの贈り物と言えるでしょう。

落成祝いのように、「会社」から「会社」へ贈るお祝い事には白色の胡蝶蘭がオススメです。

とは言え、
花の色でも異なってきますのでマメ知識としてピンク色について触れますと、
ピンクの胡蝶蘭の花言葉は「あなたを愛します」=敬愛の意を込めた贈りものと捉えることができます。

 

胡蝶蘭は他の花と比べ比較的丈夫で、花もちもいいのでお花を長く楽しむことができます。
さほど手間もかからないため先様にあまり負担をかけることなく御祝いできる点もオススメのポイントです。

 

 

社屋落成に贈る【タブーな色】の花。

落成祝いでは古い言い習わしがあります。

それは、
「赤」が火事を連想させる色とされてることです。

真っ赤な色の花束や、ラッピングは避けた方がよろしいかと思います。

 

 

お祝いのお花選び・まとめ。

以上のポイントを抑えて、お花屋さんに相談してみてはいかがでしょうか。

「お花屋さん」は、勿論お花のプロです。
しかしながら、必ずしも“落成式”の予備知識を持ち合わせてるとは限りません。

特に、地方のお花屋さんや個人商店の中には経験が少ないお店もあります。

本文中にも書きましたように、
駅前繁華街(スナック店?)の“開店祝い”と同等には扱われたくありませんよね。

でも、ここまでご覧いただいたあなたなら
もう大丈夫!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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