夏にこそ食べたくなる?カレーの魅力と健康効果!!

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暑い季節になると食欲が落ちる、身体がだるい、集中力が続かない——そんな「夏バテ」の症状に悩まされる人も多いのではないでしょうか?
そんな夏こそ、ぜひ食べていただきたい料理があります…そう「カレー」です!

カレーはその豊かな風味とスパイスの力によって、多くの健康効果を私たちにもたらしてくれます。
この記事では、カレーの魅力、夏にオススメしたい理由、その健康効果、さらには気をつけたいデメリットまで、幅広くご紹介!

カレーがなぜ夏におすすめ?

夏は気温や湿度の上昇によって体力が消耗しやすく、同時に食欲も落ちがちです。
そんなとき、カレーの持つ「香り」が食欲を強く刺激します。
カレーに含まれるスパイス、クミン・ターメリック・コリアンダー・カルダモンなど… これらの香りと味は夏バテであっても食欲を自然とかき立てます。
「食欲がないときでも、カレーなら食べられる」と感じる人も多いのではないでしょうか?

また、スパイスには体温を調整する働きもあります。
一見すると、熱いカレーを食べるのは夏に不向きに思えるかもしれません。

しかし、唐辛子に含まれる辛味成分「カプサイシン」が体を内側から温め、発汗を促進します。
この「発汗作用」によって、体内にこもった熱が発散され、結果的に身体が涼しく感じられるのです。
暑い地域でカレーが主食として定着しているのには、こういったスパイスの働きも深く関係していると考えられています。

スパイスがもたらす健康効果

カレーには様々なスパイスが使われており、それぞれが独自の健康効果を持っています。
ここでは代表的なものをいくつかご紹介してみたいと思います。

1. ターメリック(ウコン)

黄色い色のもとであるターメリックには、強い抗酸化作用と抗炎症作用があります。
主成分である「クルクミン」は、肝機能を高めたり、動脈硬化の予防にも役立つとされています。
また、二日酔い対策としても有効で、その成分は滋養強壮ドリンクでも目にする機会が多くあります
夏はアルコールを摂取する機会も増えるため、肝臓を保護するターメリックは心強い味方となるでしょう。

2. クミン

クミンはカレー独特の「エスニックな香り」の中心を担うスパイスです。
インド料理をはじめ中東やメキシコ料理にも広く使われています。
消化促進効果が高いとされ、夏バテによる消化不良や胃の不快感を和らげてくれます。
食べ物の消化を助けることで腸内環境の改善にもつながります。
また、鉄分も豊富に含んでいるため、特に不足しがちな女性にはオススメしたいスパイスの一つです。

3. コリアンダー

日本人の多くが苦手とする食材としても有名な「パクチー」の別名。
「コリアンダー」は主に”種子”を乾燥させたスパイスを指し、「パクチー」は”葉”を指すことが多いです。

整腸作用や利尿作用があり、体内の余分な水分や老廃物の排出を促すはたらきがあります。
水分の摂りすぎなどから生じるむくみの解消にも効果的です。

4. カルダモン

スパイスの中でも「香りの女王」と称されるカルダモン。
その清涼感のある香りは精神をリラックスさせる効果があり、暑さによるイライラや集中力低下を改善してくれます。
料理だけでなく、チャイやデザート、アロマとしても用いられるスパイスで、呼吸器官の不調に対しても効果があるといわれています。

5. 唐辛子(チリ)

強い辛味と熱感をもたらすスパイス。
前述の通り、カプサイシンによる発汗作用に加え、新陳代謝を活性化する働きがあり、ダイエット効果も期待できます。
胃への刺激が強いため、胃腸が弱い人や空腹時には注意が必要です。

 

カレーに使われるスパイスたちはどれも単なる「香り付け」ではなく、それぞれが体に有益な機能を持つ天然の薬膳素材です。
今回ご紹介した以外にも数多くのスパイスが存在します。
これらのスパイスがバランスよくブレンドされることで生まれる相乗効果こそが、カレーの持つ健康効果の秘訣と言えるかもしれません。

カレーと夏野菜のススメ

カレーは旬の野菜と非常に相性が良い料理でもあります。
特に夏野菜との組み合わせは、栄養価も高く、彩りも豊かで、視覚的にも食欲をそそります。

たとえば、
ナス:体を冷やす作用があり、皮膚の炎症にも効果的。
トマト:抗酸化作用のあるリコピンを多く含み、紫外線対策にもなる。
ピーマン・パプリカ:ビタミンCが豊富で、免疫力を高める。
オクラ:整腸作用があり、夏の疲れた胃腸にやさしい。
ズッキーニ:カリウムを豊富に含み、高血圧予防の効果が期待できます。

これらの野菜をたっぷり使った「夏野菜カレー」は、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富に摂取できる、まさに栄養満点の一皿です。
ご家庭で簡単に作れるだけでなく、カフェやレストランでも夏の定番メニューとして親しまれています。

知っておきたいカレーの注意点

もちろん、カレーには注意すべき点もあります。特に日本式のルウを使ったカレーの場合、以下のようなデメリットがあります。

1. 高カロリー・高脂質
市販のカレールウにはバターやラードなどの脂質が多く含まれており、カロリーが高い傾向にあります。
特に、外食やレトルトのカレーは油の使用量も多く、ダイエット中の方や脂質制限が必要な方には不向きな場合もあるため気を付けましょう。

2. 塩分の摂りすぎ
ルウやレトルトカレーには塩分が多く含まれており、過剰摂取は高血圧やむくみの原因になることもあります。

3. 胃腸への刺激
スパイスは消化を助ける一方で、胃が弱っている人にとっては刺激が強すぎる場合もあるため注意が必要です。
空腹時に唐辛子などの刺激の強いスパイスを摂取すると、胃痛や胸焼けを引き起こすこともあります。
多量の摂取は控え、体調を見ながら摂取することが大切です。

4. 糖質の取りすぎ
ごはんと一緒に食べることが多いカレーは、知らず知らずのうちに糖質を多く摂ってしまいがちです。
気になる場合は雑穀米や玄米を使う、もしくはごはんの量を減らすといった工夫が有効です。

健康的に楽しむカレーの工夫

以上のようなデメリットを踏まえた上で、カレーを健康的に楽しむための工夫もいくつかあります。

①自作のスパイスカレーを作る:市販のルウではなく、スパイスをブレンドして作るカレーは油分・塩分の調整が可能です。
②具材にこだわる:野菜や豆類、鶏むね肉や魚など、脂質の少ない食材を選ぶことでカロリーを抑えられます。
③付け合わせでバランスをとる:サラダやヨーグルト、ラッシーなどを添えると、栄養のバランスが整います。

カレーはスパイスから自分で作ることで多くのデメリットを対策することが可能です。
調合済のミックススパイスや、スパイスカレーキットなどの商品も数多く流通しています。

この夏は、素材やスパイスにとことんこだわったオリジナルカレーを作ってみるのも良いかもしれませんね。

まとめ

カレーは単なる美味しい料理にとどまらない、夏バテ予防や健康維持に効果的なスパイスが豊富に使われた「機能性料理」とも言えます。

夏野菜との相性も良く、多くの食材を一度に調理できるため栄養面でも大変優れています。
油分や塩分、刺激の強いスパイスの摂り過ぎへの注意は忘れずに。

この夏は、体調を整えながら食欲を刺激してくれる「カレー」を食卓に取り入れて、元気に乗り切ってみてはいかがでしょうか?

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